2024年 6月30日 6月も最終日、ということは今年も前半が終わったわけだ。既に夏至も過ぎ、日々、日照時間は短くなっているはずだ。もちろん、夏の本番はこれからで、これまで単調な緑一色の山の景色も、ヤブカンゾウのオレンジ色の花とか、淡い紅色のネムの花が咲き出して、彩に豊かさが増している。 やはり梅雨時とあって雨は多い。時にはなかなかの豪雨もある。沢の水量は常に多めだ。個人的にはこの土日で体調不良を起こし、少し寝込んだ。どうも早めの夏風邪らしく、土曜日は頭痛が酷くて、田んぼの仲間の田植えにも参加できなかった。上の写真は、そんな頭痛のなか、食料品の買い物に行く途中で撮らせてもらったもの。 風邪の原因はだいたい分かっている。この時期の、急に蒸し暑くなったり、梅...30Jun2024
2024年 6月23日 夏至を過ぎ、関東も梅雨入りしたらしい。確かに雨の多そうな天気になっている。雨が降らない日でも、空気に湿り気を強く感じる。その一方で、蒸し暑さだけでなく、梅雨寒の気候もあって、日によっての温度変化も大きい。今でも朝晩は、少し小型の電気ストーブを使おうかと思う日もある。 やまなみ温泉近くの公園では、白い紫陽花が沢山咲いていた。紫陽花には毒があると知られている(例えばこちら>>)。ただ、ここで引用したサイトでも、あまり紫陽花の毒性については判っていない事も多いらしい事が書いてある。まあ、いきなり紫陽花の葉っぱを食べる人はいないにしても、お洒落に食材を紫陽花の葉っぱの上に乗っけて飾りにしようと考える人はいるかもしれない。紫陽花の葉っぱは大...23Jun2024
2024年 6月16日 夏至も近づきつつある。朝4時に起きると、予想外の明るさに驚く。木々は深い緑をたたえ、木陰は黒々とした影を落とす。 年毎に、「今年は例年に比べて・・・」という話は常に出てくる。例えば、今年に関しては、柚子などの柑橘系の花が盛大に咲いたとか、梅が極端に不作だとか、何か自然界ならではの理由はあるのだと思うが。 そんな話の一つに、今年は蛍の当たり年だ、というのがある。何年か前の台風19号で、藤野の山々も甚大な被害を被り、山も沢も荒れてしまった。そのせいか、その後のホタルの勢いも乏しいと感じていたけれど、今年はまるで復活したかのように蛍が宵闇に舞っている。もちろん、来年も同じというわけにはいかないだろう。災害が無くても、生き物には当たり年と...16Jun2024
2024年 6月9日 麦の秋も終わりを迎える。一昔前なら、麦を刈った後に水を引いて田起こしをして、稲を育てる所もあったけれど、今はほとんどそういった田んぼは見かけない。とにかく少しでも食料が欲しい時代であれば、二毛作にも真剣に取り組む所も多かったのだと思うけれど。 衰退の一方だと思われている日本の農業だし、実際に衰退の流れ自体は変わっていないのだろうが、このところ、食品を購入する際に「国産小麦使用」と書かれているものが増えたような気がする。関税や助成金ありきの国産小麦だけど、育ててみようという機運が少しずつ増えているのだろうか。 なんか私としては、どんなに工業が盛んでも、どんなに商業が盛んでも、農業を失った国には未来がないと思っている。これは単に食料自...09Jun2024
2024年 6月2日 6月に入り、ホタルブクロが咲き出した。実際に、蛍が出始めるのもこの頃からだ。まだ梅雨入りとは言っていないようだけど、雨が多い週だった。雨が降らない日でも、いかにも湿り気を多く含んだような雲が、重く立ちこめる。南からの湿度の供給が盛んなのだろう。 前々回の日記でヤマビルについて書いたけれど、ちょうど良くこんな動画があった。ここで説明されている事の一つに、ヤマビルは蚊やダニのように病原菌を拡散させる生き物ではないようだ、というのがある。実際、そうらしい。その意味では安全な生き物といえるのかもしれないな。かといって、喜んで血を吸わせるわけはないけれど。 ヤマビルを駆除していく対策法はいろいろある。いったん拡散してしまうと、なかなか根絶と...02Jun2024