2023年 3月26日 この週は、しっかりとした雨が降り続いた。冬枯れの沢の水も、すっかり水量が多くなって音を響かせている。山は少しずつ色付き始めいるが、今目立っているのは、茶色い木立の中のコブシや桜だろう。 牧馬も含まれる篠原の自治会の総会があった。今回の総会で、地域の防災活動を地元の人間が担う「自主防災組織」のありようを変更する話が出た。相模原市の指導で、それぞれの自治会に設置を求められた自主防災組織だけど、市の指導のままにとりあえず形を作ってみたが、これまでの活動の経験から、あまり組織のありようが実態に即していないと言う気づきもあった。今回は、組織の在り方を、組織の形自体は簡素化し、より実践的な組織にしていこうという方向で考えている。 一度、えらい...26Mar2023
2023年 3月19日 特にこれといった寒の戻りもなく、順調すぎるくらい順調に春は進んでいく。桜の開花も早いそうだ。普通はサクラの開花はもっと後の4月に入ってからで、また桜の咲く頃に急に寒くなって雪が降ることだって普通だったんだけどな。やはり、温暖化は進んでいるのだろうか。 彼岸の入りで、これから雨が続くそうだ。 寒さの戻りが無いというのは、私には逆に不安になる。こんな季節の巡りがあっていいのだろうか、という不安が。もちろん、ジャガイモを育てている人にとっては、せっかく出たジャガイモの芽が霜にやられる事も無いし、ハクモクレンの花が霜にやられて茶色く萎れる事もないわけで、いいことづくめのようでもあるわけだけど。なんか私には、寒くあるべき時はちゃんと寒くない...19Mar2023
2023年 3月12日 山の木々の中でも、一番最初に芽吹く木々に春が訪れた。まだ探すのも難しいような小さな始まりだが、これから加速するように芽吹きが続く。この時期は、沢の水が少なくなる傾向がある。ただでさえ冬は降水が少なくて沢の水が減りがちだが、山の木々が春に向けて一気に水を吸い上げ始めているのだろう。フキノトウも顔を出し始めた。 今年は順調に暖かくなってきているみたいで、その上、春の訪れが早いようだ。ハクモクレンも咲き始めているし、桜の開花も見られる。前回の日記でも書いたけれど、杉の花粉もなかなかすさまじい。例年よりも、一回りか二回り、飛散する量に厚みを感じる。 まあそれでも、山里の地面はほとんどが土なので、花粉も最終的には土に帰っていく。これがコンク...12Mar2023
2023年 3月5日 雨交じりの夕方、少し奇妙な虹を見た。なんでも空気中に花粉が大量にあると、こういう虹が現れるらしい。そいえば、このところ辺りの杉林からは、風が吹けば山火事の煙かと疑うような花粉の煙を立てている。こんな光景、花粉症で悩んでいる人にとっては地獄のように見えるだろう。自動車のガラスも、数日で花粉で黄色く汚れてしまう。 ただ思うのだけれど、花粉症って、数十年前までは、それほど知られた病気ではなかった。むしろ、そんな病気が存在するなんて知らない人の方が、圧倒的に多かったと思う。また、花粉症に悩んでいる人も、自分の症状が花粉から来ているとは知らない人も多かった。 それが、いつしか誰もが知る病気となり、患者も珍しくなくなった・・・どころか、発症し...05Mar2023