2023年 11月26日 週に一回くらいの割合で寒気が流れ込んでくる。北国では雪の便りが聞こえてくる。そんな日は、牧馬でも晩秋と言うより初冬の雰囲気が強くなる。これからまた小春日和になって暖かさが戻るだろうが、どこか、「冬が来たのだな」と感じた。 この年の紅葉は、夏のあまりの暑さのせいか、葉っぱが色付く前に茶色く枯れていたり、白っぽく淡い色合いになってしまっていたりと、いつもの色彩の冴えを感じさせないものだったが、このところの冷え込みに葉っぱが応えてきたのか、少し色に深みが出てきたように思う。とはいえ、丹沢の山頂の方は既に葉を落としきって冬を迎えているし、このあたりの山も、ほどなくそれに続くはずだ。 冬が近づくと、どういうわけか「光」を感じさせる写真が撮り...26Nov2023
2023年 11月19日 週に一回程度の間隔で雨が降り、雨の後は木枯らしが吹いて寒気が降りて来る。そして枯れ葉を散らしていく。徐々に晩秋から初冬へと移っていく。 朝、霜が降りるのも普通になって来ると、いよいよ道路の凍結の心配も出てくる。急に冷え込んだ朝、谷筋の道や橋の上が凍結しているのに気づかず、事故が起きるのもこの頃だ。もっとも、この時期を過ぎると行政が積極的に道路に塩を撒くようになるので、そうなると凍結もしにくくなる。更に、関東の冬らしく、ずっと雨が降らずに乾燥が進むと、いくら寒くても道路が凍結することも稀になって来る。今回の冬は、カラカラの冬になるだろうか。それとも、湿り気も含んだものになるだろうか。 暖冬が予想されている今回の冬だけど、じゃあ雪が少...19Nov2023
2023年 11月12日 このところ11月にしては妙に暖かい日が続いたが、時雨が通過して急に冷え込んだ。ケヤキの葉っぱも柿の葉っぱも、一気に落葉を速めている。今日は一日、気温は10度を越えなかったようだ。北海道や青森ではけっこうな積雪の話が聞こえてきている。 寒さは人間にとって辛く厳しいものだけど、この夏の暑さや暖冬を普通に経験するようになると、かえって厳しい冬の方が、ほっとしてしまう。ちゃんと季節が巡っているような気がするから。今は、あちこちの家の軒先に干し柿が吊るされているけれど、きりっとした厳しい木枯らしが吹き抜けるようでないと、ちゃんとした干し柿を作るのは難しくなる。年々、藤野では干し柿を作るのが不向きな土地になりつつあるんじゃないかと思う。晩秋で...12Nov2023
2023年 11月5日 今回の日記で掲載している写真は、すべて藤野のものではない。金曜日から日曜日まで、実質三連休となったのだけど、個人的にはいろいろとしなくちゃいけない作業もあったのだが、秋の爽やかな青空を見ると、どうしても我慢できなくなり、近場の林道まで遊びに行った。写真はその時のもの。 標高300メートル程度の藤野と、1500メートルとでは気候も違うし植物の様子も違う。山の上の方では既に紅葉も終わって落葉が進み、冬の気配が近づいていた。 今年の紅葉は、夏があまりにも暑すぎたせいか、夏の終わりころには木の葉が枯れてしまうものもあり、あまり冴えた色付きが感じられない。ただ、このような標高の紅葉を見ると、藤野とは違った鮮やかな紅葉があった。やはり、秋に一...05Nov2023