2023年 2月26日 早いもので、2月も終わりを迎える。既に真冬の寒さは峠を越えているが、たまに春の暖かさが来た後に、じわじわと冬の寒さがやってくると、妙に体にこたえる。風邪を引きやすいのは、真冬の真っ盛りよりも、むしろこんな気が抜けかけた時の寒さかもしれない。三寒四温というよりも、まだ五寒二温といった感じだが、これから徐々に春へと向かっていくのだろう。 ただこのところ、去り行く冬に対しても「名残惜しい」という気持ちが湧く。普通、世間一般では、名残惜しいという感情を季節に向ける時、冬は語られないように思う。春や夏や秋は「名残惜しい」という表現が付くことはあるが、冬はあまりみられないようだ。 春は芽吹きの季節であり、生命が溢れかえり、花見だとか山菜取りだ...26Feb2023
2023年 2月19日 先週の雪の後、土日は暖かくなり、月曜日に雨が降ると、その後は冬の寒さが戻った。それがまた土曜日頃から暖かくなり、今日の日曜日は、どうやら春一番が吹いたらしい。朝から生暖かい強風が吹き、時折、天気雨も混じった。ストーブが欲しくないような気温になると、急に気持ちが伸びやかなになる。もちろん、また寒さの戻りはあるのだが。 雪のおかげか、沢にはやや水量が回復した。牧馬のような山里は今でも沢から水を引いている家も多く、冬の水の減少は、けっこう生活に直接響く。 普通の家庭で、沢から水を引いて生活する場合、何も沢から家までじゃぶじゃぶと水を流し込む必要はない。沢から水をホースで導くのだが、水量は小指の先ほどの細さの水でも十分だ。ちょろちょろとし...19Feb2023
2023年 2月12日 金曜日に、この冬初めての雪らしい雪が降った。牧馬でも15センチ程度は積もったろうか。この日は朝から夜まで降り続け、道路の上にも積雪があるようになり、装備の弱い車が立ち往生する光景があちこちで見られた。 次の土日は暖かい晴天で、屋根に積もった雪も調子よく解けて、雨どいをコロコロと水音を立てながら流れて行った。2月も半ばの雪なので解けるのも早いが、山の北斜面に積もった雪は春まで残るかもしれない。 ちょっと驚いたのが牧馬の除雪作業の早さ。金曜日の夕方から道路の除雪作業が始まり、牧馬峠の除雪はその日の内に終わった。もっとも、牧馬峠の北側を降りた所から篠原の集落の辺りは、けっこう除雪作業が遅れたみたいだ。こういう、地域によっての除雪作業の早...12Feb2023
2023年 2月5日 節分、そして立春。畳の目の一つづつ一つづつ、陽は伸びつつあるが、2月いっぱいはまだ冬だからね。相模湖の朝は、湖面から蒸気が立っている。朝の空気よりも、湖の水の温度の方がずっと高いのだろう。ちなみに上の写真に写っている、下のビニールハウスのような形の船は、寒風に当たらずにワカサギ釣りができる覆いのある船です。 それでも春の訪れは形になって現れていて、梅やオオイヌフグリの開花もあるけれど、杉花粉に悩み始める人が出てきた。そういえば、既に杉の木々は赤くなっている。 冬の峠を越えてくると、今度は雨や雪の回数が増えてくるだろう。これから、週に一回程度の降水があるようになると、春に向けた勢いも加速していく。そうなると、冬の間にしておかなければ...05Feb2023