2022年 12月25日 冬至を過ぎて、クリスマスに至り、今年も残す所、一週間。この日記もこれが年内最後になる。あちこちの付き合いで、別れのあいさつに「良いお年を」と付け加える事が増えた。 相模湖のプレジャーフォレストや、清川村の宮ケ瀬湖では、クリスマスに向けてイルミネーションで飾り付け、例年通りの混雑になっているそうだけど、行楽全体でみると、この土日は車の交通も少なく静かな方だった。 これからしばらく冬らしい晴天が続くらしい。その一方で、日本海側の雪国では激しい積雪に見舞われているとか。今回の冬も早々に道路で立ち往生して何十台もの車が動けなくなる事故が発生した。あんな事故を見せられると、いざと言う時の為に、車の中に厳冬期の冬山でも通用するような寝袋でも備...25Dec2022
2022年 12月18日 一雨過ぎて、ぐっと冷え込んできた。丹沢では雪が降り積もり、冷えた季節風が吹き抜けていく。この風に長く当たると危険だ。やがて頭痛がし出して体調を悪化させ、寝込む羽目になる。こんな風にも負けないのが小さな子供たちで、ふざけながら屋外で駆け回り、体温を奪われるどころか、無尽蔵かと思わせるほど体の熱を外に発散させる。なるほど、風の子とはよく言ったものだと思う。 田んぼの仲間たちで餅つきをしたが、その場でも小さな子供らは駆けずり回る。餅をつく作業にもそのエネルギーを使ってほしいなと思ったが、あまりこっちの作業には興味がないみたいだ。 こんな作業をすると、いよいよ年の瀬と言う感じがする。馴染みの商店からはカレンダーをもらったり、道路沿いに冬至...18Dec2022
2022年 12月11日 季節は明らかに冬に入った。ぴりっと乾いた冷たい風が吹きぬけていく。前回の日記で、近年は干し柿を作ろうとしても、秋が暖かすぎて干し柿が作りにくい、という事を書いたけれど、昔はこんな冬の訪れがもっと早かったのだろう。こんな寒風が常に吹きぬけていれば、柿も虫がついたり腐ったりはしないで、順調に乾いて粉をふくと思う。 朝に、木々に霜が張り付くようになると、もう最後まで粘って木に張り付いていた葉っぱも落ちていく。冬の陽は低く、弱弱しく、日照時間も短くなった。おまけに山里だと、陽が山に隠れがちなので、日の出から日の入りまで日光が当たる家なんて、まず望めない。午前はまあまあ陽が当たるが午後は当たらないとか、その逆とか、真昼時の数時間しか陽が当た...11Dec2022
2022年 12月4日 今年の秋は全体的に暖かいままで終わった。普通、秋ともなれば、底冷えのする日々が度々やって来るものなのだけど、そんな冬の訪れを感じさせる冷え込みがほとんど無かった。そのせいもあるのだろう、あちこちで、干し柿が上手くいかないという声を聞く。干し柿は、厳しく乾いた寒風にさらされて出来ていくものだが、秋が暖かいままだと、柿の実が干されるよりも、カビが生えて腐ってしまう。これも温暖化のせいだろうか。いずれこの地域も、干し柿作りには不向きな土地になっていくのかもしれない。もしくは、干し柿を作るのに冷蔵庫の力を借りるようになるとか。 そうなると、果たしてそれは土地に根差した文化と言えるのだろうか。 そんな暖かい秋だったが、12月に入ったとたんに...04Dec2022