2022年 3月27日 この週は、やや荒れ気味の天気だった。彼岸の翌日には予想外の雪になり、しばらく寒の戻りが続いた。まあ、藤野だと4月半ばまで雪が降る事は普通にあるので、なにも珍しいことではない。寒さに負けずにハクモクレンも咲き始めている。この花、開花中に霜にやられると、たいまち茶色くしおれてしまうが、今回はどうだろう。霜に遭わずに咲き終わる事ができるだろうか。 ハクモクレンの花が霜でしおれるのは、見ていて気の毒だけど実害があるわけではない。ただ、あまりに早めにジャガイモの種芋を植えると、出たばかりの芽が霜にやられることがある。近所のホームセンターなんかでは、彼岸を過ぎるとジャガイモの種芋が店から無くなる事が多い。「もうすでに植え終わっているでしょ」と...27Mar2022
2022年 3月20日 明日は春分。この週は雨が多かった。ようやく、土の中もしっとりと水が行きわたった感じだろうか。これまでの降水は、せいぜい地表の表面だけを湿らす程度で、少し掘り返せば土はパサパサだった。 山は芽吹きの時を迎えている。キブシ、コブシ、フサザクラ、早めに芽を出す木々は、毎日の様に新しい芽を出している。これが柿とか桐とかは、初夏に近づく頃にようやく芽を出すんだけどな。植物の種類によって、いろいろな戦略があるのだろう。そういえばヤマビルも出始めた。こいつは出てこなくてもいいのに(笑)。 ヤマビルがすっかり増えてしまって、それ以来、ヤマビルに喰われそうな作業は冬の間にまとめてする事が習慣になった。この冬は、家の周りの雑木を少し切り倒して整理した...20Mar2022
2022年 3月13日 3月も半ばになり、気温も順調に上がってきている。それに伴って行楽の車も増えてきた。蔓延防止ナントカが終わったとかで、これまで休止していたキャンプ場も営業を再開している。そろそろ、マスクのいらない世の中になってくれないものかと思う。 山の木々はまだ冬景色。でも来週には彼岸だし、そこから先は次々と木々が芽を吹き始めるだろう。 また3月11日が巡ってきたが、それ以降の出来事を思い返してみても、なんか人々に、自立した生き方を勧められているような気がする。例えば、すべて自給自足をしろとは言わないけれど、ある程度の衣食住に関わる事は、身近な範囲で賄えるようにしてみたら?、という考え方は、徐々に広まり、定着してきたのではないか。 東日本大震災の...13Mar2022
2022年 3月6日 3月に入り、徐々に暖かさも増して、朝の5時半でもほんのりと明るくなっている。梅も徐々に賑やかに咲き出して、フキノトウが天ぷらになって食卓に出てくる。この週末は山を揺するような強風が吹き荒れた。いかにも春風らしい。そのせいもあって、朝になると車の窓ガラスにびっしりと黄色い粉が付いているんだけどね。花粉症の方々にとってはつらい時期の到来だろう。 このところ雨がまるで降らず、沢の水も極端に減った。もっとも、沢野水が減った理由は他にもあると思っていて、そろそろ山の木々が目覚め始めて、根っこから水を吸い始めたんじゃないかと考えている。その分、沢に流れる水は減るのではないかと。 行楽の車が増えてきた。真冬でもそれなりに賑やかだったけど、春を迎...06Mar2022