2023年 9月17日

 今年の夏は、ほんとに暑い日々が続く。ずっと最高気温が30度を下回る事が無い。そろそろ、秋めいて欲しい所だが。秋らしさと言えば、だいぶ真昼でも陽が傾いてきた事、朝露が盛大に降りて、朝の自動車の窓ガラスにはびっしりと水滴がついている事、そして彼岸花が咲き始めた事。

 これとは別に、一見、秋らしいけれど異常な光景として、桜や梅の木などで、葉っぱが白っぽく枯れて落葉が始まっているのがある。明らかに落ち葉には早すぎる時期で、どうも、あまりの夏の暑さに負けて、早々に葉を落とし始めたらしい。見ていて気の毒になる景色だった。

 それでも、この連休で遊びに行こうとする人々の勢いは大変なもので、朝から晩まで車やバイクの音がする。渋滞もあちこちで起こっていて、うっかり近所のスーパーに買い物にも行けない。道志川沿いのキャンプ場にも、夜になると川沿いに町ができたかのように、テントの灯りが並んでいた。

 空を見上げると、秋らしい深い青空と言うよりは、湧き立つ入道雲が目立つ。この熱と湿気に満ちた天気は、いつまで続くのだろう。

 先日、東京へ行った帰り、中央線が動かなくなった。何でも青梅線で架線が切れる事故があったとの事。

 復旧には時間がかかりそうで、電車は神田で止まったまま。とりあえず総武線は動いているので新宿まで行き、そこから京王線の振り替え輸送で高尾まで行った。高尾に着いても中央線は動いていない。結局そこからまた一時間ほどして、ようやく下りの中央本線の列車が出ることになって、ようやく藤野まで戻れた。東京の用事自体は小さなのが一件だけだったけど、一日がかりの仕事になっちゃったな。

 それにしても、青梅線の事故で(立川と隣の駅との間の話らしい)こんなに長い間、中央線自体が運行できなくなるものなのかね。青梅線だけ停止して、中央線自体は動かすと言う事は出来ないのだろうか。人工知能が文章を作ってくれるご時世だ。コンピューターが、事故が発生次第、新しいダイヤを組むくらいの事はできるような気がするのだけど、いろいろと出来ない理由もあるのだろうな。

 このところ、私の身の回りで壊れる話が多い。一つは私の携帯電話が不調になった。勝手に通話中に途切れたり、電話の表示が圏外になって通話ができなくなったり。何度か修理もお願いしたけれど上手く行かず、結局、新しい機種に移行した。

 この間、けっこう公衆電話に駆け込む事も多かったのだけど、公衆電話が故障したまま放置されているのが多いのには参った。硬貨を入れても無反応な電話もあったし。

 また次は、自分の車で走行中に異音が出るようになり、「すでに17万キロ走っているからな、ベアリングかなぁ」と思い、馴染みの整備屋に見てもらったら果たしてベアリングだった。この不具合自体は簡単に治ったのだけど、その修理屋さんから、「君の車の車検証を見たけれど、所有者がビッグモーターになってるよ」

 私が今使っている車は、このところ非常に有名になっている所で買ったものだ。もう10年以上前の事になる。あの会社、その当時は岩国に本社があり、西日本には支店の展開が進んでいたが、関東には1~2店しかなかった。私が買った店も、関東進出の始めの頃の店だったのだろう。応対してくれた社員も整備の方も、みんな若い人が多くて、溌溂としていた印象がある。

 で、整備してくれた方から、

「とっくにローンは払い終わっているんでしょ」「そうです」「早い所、所有権解除してもらいなさい。万が一、あの会社が倒産でもしたら厄介だ」

と言われ、すぐにあの会社に電話をして、そのための書類を受け取る事にした。

 多摩の支店に出向いて、残債が無い事を改めて確認し、所有権解除の為に必要な書類をそろえてくれた。丁寧で、にこやかで、礼儀正しく書類を揃えてくれて、まあ、あんな報道をされた会社だけど、働いている社員は九分九厘まともな社会人に違いない、と思った。

 受け取った書類を持って、今度は愛川町の軽自動車検査協会へ。ここでまたいろんな書類を作って、ようやく所有権解除が終わった。

 この数週間、いろいろな「壊れる」事象と、それに対応するのに費やす事が、やたら多かったです。そういう時期なのか、ここらで馴染みの神社にでも行って、お払いにでもしてもらったほうが良いのか。

0コメント

  • 1000 / 1000