2021年 10月3日

 9月が10月に変わるころ、関東の東海上を台風が通過していった。進路が上陸するものではなかったため、藤野はそれほど豪雨にはならなかった。とはいっても、災害を気にするほどの豪雨ではなかった、というだけで、沢の水量を増やして、沢から溢れた水が道路に流れ込むような所は何カ所かあった。

 台風が通過すると緊急事態宣言明けの土日となったが、確かに行楽の車は増えたような気がする・・・が、緊急事態宣言の時も、これくらいの車は普通にあったような気も。

 私の方は行楽どころではない状態になった。新型肺炎のワクチンの2回目を受けて、けっこう酷い副反応が出た。まあ命の心配をするほどのものではないのだけど。

 ワクチンの1回目は、それほどの副反応は無かった。1日間ほど、注射を打った所が、まるでだれかに強く掴まれたような痛みが続いた程度だった。その3週間後に2回目を受けたのだけど、水曜日に注射して、その翌日、悪寒はするは頭痛はするは、体の節々は痛いは腹は下すは、インフルエンザのような悪い風邪をひいた時のような状態になり、布団から体を動かすのも難渋した。注射の時もらった紙に、「このような症状が出ることがあります」と書いてあった症状が全部出た感じ。宝くじには当たらないのに、こんな事には確実に当たる。

 まあこんな事はあろうかと、ゼリー状の栄養剤みたいなものを飲んで、日頃使っている風邪薬も飲んで静養に努めた。翌日になればケロリと治るよ、と言われたけれど、私はそうならなかったようで、具合の悪さを引きずったまま翌日も過ごした。仕事も休みましたよ。特に初日はフラフラで車の運転もできない。

 土曜日の朝、少しは倦怠感は残ったものの、ようやく回復し、午後にはほぼいつもの状態に戻れた。「強い副反応が出るのは若い証拠だよ」と知人は笑うけれど、私は笑えなかったね。なんか、「3回目も打つ必要がある」と言いだしているじゃないですか。あんな、「ぶちのめされる」ような症状が出るんじゃねえ。これじゃあ、重症化しない薬を飲んで、新型肺炎にかかって免疫を作るのと、それほど変わらない。3回目の方がもっと酷いと予想されるのなら、もう嫌だな。

 と言うかですね、人によって、これほど反応に差があるなんて、薬として未だ成熟してないでしょう。まあ大急ぎで作った薬だというのは理解はしているんですけど。

 仕事先の一つがなー、高齢者が多い所なので、ワクチンは受けざるを得ないとは思っているのだけど、3回目をやれと言われたら、迷っちゃうな。

 ミヤコでは次の首相候補が決まったらしいけれど、しばらくは楽な運営だろうな。何しろもうオリンピックは無いし、新型肺炎も(今のところ)鎮火傾向だし、国民の感情を逆なでさせる決断を迫られることは無い。国民の不満のサンドバックになるような憂き目からは、だいぶ離れられる。それに、現政権も先代も、今までの政権が酷すぎた。ここで実直な姿勢を見せれば何をやっても褒められる。

 問題は、その後。窮民を救う政策を採れるか、結局、金持ちをより金持ちにするだけの政権で終わるか。そこが試金石なって、試されるんだろうな。

 アメリカのトランプ前大統領。今でも熱狂的な人気を持っているみたい。現大統領がアフガニスタンでサイゴンの再放送をやった反動もあるんだろうな。

 時々、前大統領って、遷都をしようとしていたんじゃないかと思うことがある。まあ一般人には、あからさまには見えない形でだけど。

 旧体制の弊害を除くため、新しい秩序を立てるため、遷都を行うことは、歴史上、どの世界にもあった。

 実際に東京から首都を移すとか、そういう話じゃないのだけど、日本でも、表には目立たない形で、遷都が行われる可能性も、もしかしたらあるんじゃないかな、と思うことがある。

 まさかと思う人も多いとは思うけれど、明治維新だって遷都だからね。

 全然関係ない話だけど、今回の日記の写真のコスモスは、ワクチンの副反応でよろよろになって、ようやく回復して外に出た時のもの。まるであの世のような雰囲気につつまれました(笑)。

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