8月も終わり頃になると晩夏という言葉がふさわしくなってくるけど、なんかこのところの梅雨が戻ったような天気には調子が狂う。それでも、被害を出すような大雨にはならないだけ、関東は恵まれているのだろう。先週の大雨から一週間も経つが、道志川の水はまだ濁っている。さすがに真っ茶色の濁流ではないけれど、白い絵具を溶かし込んだような川の色をしている。余程の降り方をしたのだろう。
新型肺炎の流行が拡大を続けているので、相模原市では、本来は25日で終わる学校の夏休みを延長した。子供達は喜んでいるのかな。もっとも、子供が学校に行ってくれないと仕事が出来ないと言う親も多いだろうから、いろいろと大変だろうな。
この疫病、発症しても医者にかかれず、入院も出来ずに死亡する話も出て来た。まあ基本、「発症しても家で頑張ってね」という政策なので、こんな事件だって起こるだろう。率直に言って、これは失政だろう。なんだか、土砂崩れがいつ起きても不思議じゃない大雨が降っても、「避難所はみんなを受け入れられないので、自宅で待機してください。崖が崩れ始めたら避難所に来てください」と言われているようなものだ。
まあ相模原市も、来月あたりから12歳以上の人間は年齢制限も無くワクチンを受けられるそうだから、それ以降は少しは落ち着くのかな。
ただなぁ、ワクチンを打っても疫病になるときはなるようだし、新しい変異株が出たらまたワクチンの効き目が落ちるようだし。ワクチンの副作用だってけっこうキツイようだし、副作用で死ぬ事もあるみたいね。
ワクチンだけに頼らない健康法って、ないのかね。ワクチンの副作用を抑える薬を前もって飲むとか、疫病になっても重症化を抑える薬を供給するとか。イベルメクチンって、話題になっているけど、どうなんだろう。
疫病の発生から一年半、そろそろ、いろんなデータも揃って来た頃だろう。予想もしなかった「あの薬がけっこう効く」という事例だって、あるんじゃないかなぁ。漢方薬とかにも。
そういった有益な情報が出そろって、それらを実行するようになったら、今の「自宅で乗り越える」疫病対策なんて、まるで中世の医療を見るような印象になるんじゃなかろうか。
これだけ世界中の情報が迅速に入手できる世の中になったのだから、疫病のような、何か問題が発生した時でも、あっというまに有効な対策の手段が提示される世の中になっても、良い頃だと思うのだけど。
今日はなかなか綺麗な満月を見る事が出来た。月は満ちれば欠け、欠ければ満ちるを繰り返して行く。最近、妙に、満ちたのが欠け始めたり、欠けてたのが満ち始めるような現象を良く見る。永遠に満ち続ける潮は無いし、永遠に引き続ける潮もない。たぶん、疫病もいずれ引き潮に転じる時期が来るのだと思う。
どの分野にも、そのような変転や盛衰はあるのだから、たとえ今は自分が調子よくても、それで尊大になってはいけないなと思うし、たとえ調子が悪くても、やけをおこす事も無いなと思う。
ちょっと心配なのは、これから気候はやはり、温暖化して行くのか、ということ。それとも、これもいずれは転じて、温暖化が停止する時期もくるのだろうか。何しろ、ここ数年の水害が頻発する状況は、世の中の形を変えてしまいかねない力を持っていると私は考えている。
それに、水害の頻発だけではすまないだろう。それまで元気だった植物が衰退したり、それまで生えていなかった植物が急に見られる様になったり。昆虫や動物にも同じ事が言えるし、それまでいなかった動物や昆虫の影響で、新しい病気が出てくるかもしれない。
心配のしすぎかなぁ。
そんな心配があるからこそ、前述した、情報化社会ならではの、問題解決能力の迅速化には期待している。残念ながら、現状、そんな期待に一番ブレーキを踏んでいるのが、政治の場になってしまっている。
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