2025年 8月24日

 相変わらず暑い日が続く。もう間違いなく、一昨年と昨年に続き、記憶に残る猛暑・・・いや酷暑になった。この生命の危険を感じさせる暑さは、あとどれくらい続くのだろう。

 ただ、これは以前から書いているけれど、一昨年と昨年の猛暑とは違って、夜になるとちゃんと涼しく成ってくれるのは有難い。今のところ、夜でも寝苦しいほどの気温になったのは1日だけだった。ただ最近気づいたのだけど、同じ藤野でも、山の上から涼しい風が降りて来る場所と、そんな風は降りてこないで熱気が溜まるだけの場所があるようだ。おそらく地形が関係しているのだろう。これは必ずしも山の北斜面の方が涼しくて、南斜面の方が暑いといった単純な話ではない。山の形、谷筋の形、それによる風の通り道にも関連があるようだ。

 牧馬で、もう一つ有難かった事がある。この週は、二日続けて夕立が降って、この日の夜はいつにもまして涼しく快適だった。天気予報のサイトを見てみると、時間の経過によって、どこに雨が降っているかを教えてくれるものが有るけれど、それを見ても、雷雨が降る範囲って、意外と狭い。一見、見た目は勇壮な入道雲が沸き上がっても、自分が住んでいる所は雨が降らずに終わる事は案外多い。この猛暑で、ぜんぜん雨に恵まれない所もあるだろう。そういう所に夕立を分けてあげたいとも思う。

 ほんと、今年もそうだけど、降る所には「観測史上最大の降水量」みたいな極端な雨も降るんだけどな。これが上手くバランスが取れてくれればいいのだけど。

 藤野は祭りの時期を終えつつある。今日、24日は藤野の各所で祭りがあった。牧馬でも、ほんとに「ささやか」としか言いようのない祭りがある。お神輿が保管されている倉庫を開けて、その周囲を草刈りして、お酒を捧げ、そこにゴザを敷いて宴会になる。ただ今年は猛暑の影響もあって、参加者には高齢者もいるので、いつも通りの草刈りとかを終えたら、宴会はあるお宅をお借りして行うことになった。確かに、高齢者には厳しすぎる暑さだからね。

 こういう所に、今までは出来たことが出来なくなっていく。以前だったら、たとえ真夏でも、木陰に茣蓙を敷いて簡易の食卓を作り、わいわいがやがやと宴会をしても問題は無かった。山を通り抜ける風は真夏でも心地よく、冷房の効いた部屋に避難するような事は無かったのに。

 日本では40度越えの気温が各地で報じられたけれど、ヨーロッパ、とくにスペインのような所は凄いらしい。48度なんて温度を記録しているとか。こうなってくると実際にかなりの死者をだしてしまう。

 こういう現実を目の前にすると、やはり温暖化対策に前向きではない国や企業は、世の中から締め出されるんじゃないかと思う。「この暑さには殺されてしまう。」と悲鳴を上げている人々にとっては、「温暖化対策?、どうでもいいじゃん、そんなこと」なんて言う人がいたら、憎悪の対象になるんじゃなかろうか。

 もっと温暖化対策に本気で取り組め、温暖化対策に消極的な国や企業の商品はボイコットしろ、そんな圧力が更に強まっていくかもしれない。何しろこれはもはや理屈ではない。「暑い暑い、生きていけない、誰か助けて」と言っている人の前で、石油をぼうぼう燃やしている人がいたら、どんな目に遭うか想像はたやすい。

 それにしても、地球温暖化で海水面が上昇して、サンゴ礁の島々で構成されているような海抜の低い国は、国土が海に水没してしまって大変な事になる・・・とよく言われてきた。南の島々が沈んでしまうから温暖化対策は必要だと。

 でも実際は、そんな南の島々よりもヨーロッパの方で「このままでは暮らしていけない」と悲鳴が上がるのかなァ、と思うと、やはり物事は、予想できるものではなく、実際に起きてみて初めて分かる事が多いんだなぁと思った。

 電気自動車に関しては、数年前まで、過激な勢いで「今後、石油で動く車は全廃する。期限を決めて、自動車はすべて電気にする。」という流れがあったが、今はややその動きは減退している。やはり、政治主導で強引に進めるようなやり方は、どこか無理があるし、割合に簡単に破綻しやすい。

 そんな流れを見て,「ほうら見ろ、やっぱり電気自動車の普及なんてできやしないんだ」と思う人もいるようだ。

 でも私は、極端な政治主導での電気自動車の普及は難しくても、やはりこれから電気自動車の普及は進んでいくと思う。

 例えば、暑い夏の都市部では、排熱の少ない車でないと立ち入り禁止、なんてことになったらどうだろう。これから、世界各国で、「熱を出す」事が敵視される世の中になるかもしれない。そうなると、石油を燃やして走る車なんて、犯罪行為と同等にみられるかもしれない。

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