前回の日記では、台風の被害はそれほどでは無かったかのように書いたけれど、時間を置いて、いろいろと影響が出始めた。確かに雨は降った。でも、地形を変えてしまうような豪雨というほどではなかったし、ザアザア雨がひたすら何日も続く感じだったので、まあギリギリ問題は起こらないだろうと思っていたけどね。
まず上の写真の通り、牧馬峠の北側の道が崩れた。幸い、行政もすぐに動いてくれて、通れるようになるまでに時間はかからないだろう。他にも、雨のせいで倒木が道路を塞いだ所もあったらしい。それでも、家が土砂で流されたり怪我人が出るような事態に至らなかったのは良かった。
この台風では千葉県は特に大変だったらしい。あちこちで土砂崩れが発生して交通が寸断されたり、水が溢れて冠水したり。印旛沼周辺は収穫前の田んぼが水に浸かり、見ていて心が痛む映像が流れてる。確か千葉県は短期間に3回の大雨の被害を受けたのではないか。浸水した家屋や農地を持っている人の落胆は大変なものだろう。結局、水に浸って駄目になった車って、どのくらいの数になるのだろうか。
恐ろしい事にまた台風が近づいているとか。藤野も台風一過の晴天なんて一日か二日程度で終わって、また秋雨前線が居座る天気が続いている。次の週もだいたい雨らしい。
それにしても雨が続く。やはり、エルニーニョ現象の影響なんだろうな。前の日記でも書いたけれど、エルニーニョ現象の年は、夏は長雨と冷夏になり、冬は暖冬になると言う。既にこれからの冬は暖冬が予想されている。ただここにきて、こんな事も考える。確かにエルニーニョの年は長雨になるらしいが、こんな災害を引き起こすとは考えていなかった。せいぜい、「雨が多いな」くらいの規模だと思っていた。
ここから類推すると、もしかしたら暖冬の方も、災害級の暖冬というものも、あるのだろうか。なんか私には、少々冬が暖かくても、そりゃあスキー場とかは困るだろうけれど、災害にはならないだろうなぁと楽観してしまうが。これまでの経験からは想像できなかったような、災害級の暖冬の形と言うのも、あるのかもしれない。
心配のしすぎかもしれないけれど、これからはいよいよ、災害を前提にしたライフスタイルを考えるようになるのかな。例えば、今回の台風でもだいぶ千葉県では車が水没したけれど、いずれ全国の地域で、大雨が予想される時には事前に車を安全な所に移動するのが普通になるのかもしれない。実際、千葉県の自治体の一部では、大雨の浸水被害の心配がなさそうなスーパーの駐車場とかを、車の避難所として使うような仕組みを始めているそうな。
車自体も、「浸水に強い車」を謳う商品が出るかもな。電気自動車は案外、水に強いと言う話も聞くし。
前回の日記でもちらりと書いたけれど、どうせ車を買うのなら車中泊のしやすい車を選ぼうと言う考えは無いのかな。災害時の避難所だっていいけれど、自分の車で寝泊まり出来れば、それは自動的に個室になる。まあ夏は暑くて大変だろうし、冬は寒くて大変だろうけれど。
なんでも車中泊というのは、数年前にブームのピークが来て、今は下火になりつつあると聞いている。ただ、私としては、本当にそうだろうか、という思いがある。
例えば、同じようにキャンプブームも一時期の賑わいが過ぎて、今は人気も下降傾向だと言われているけれど、日頃から道志川沿いのキャンプ場を見ている身としては、別の見解もある。それは、かつては夏休みとかにキャンプ場は大賑わいだったけれど、それ以外の季節は閑散としたものだった。ましてや冬なんか、土日でも人がいないのが普通だった。
それが今では、冬でもそこそこの数の客がいる。確かに疫病が流行った頃のキャンプブームは去ったかもしれないが、キャンプブーム以前には戻らないんじゃないかと感じている。これは根拠のない出鱈目な数字だけど、始めは10万人いたキャンプの客が、ブームの時に100万人になったけれど、ブームが去っても10万人には戻らず、30万人は残っているような印象。
ブームではなく、ライフスタイルの一つとして、夏以外でも野外で寝泊まりして自然と親しむ層は、確実に増えて固定化したのではないか。
なんか私には、ブームが過ぎ去った後もキャンプに親しみ続ける人たちに関心がある。私の勝手な想像だけど、そういった人たちには、自然災害の増加を静かに見ながら、そんな世界でもしなやかに対応できるようなライフスタイルを、自然に見つけていくんじゃなかろうか。
まあ、私の期待のしすぎかもしれないが。
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