夏らしい天気になってきた。猛暑と言える暑さもやってきた。今年は20日が月曜日の祝日で、そのために子供たちにとっては17日の金曜日が1学期の最終日で、その翌日の18日から夏休みに入ったことになる。なんだか夏休みが2日早く始まったみたいだ。
道志川沿いのキャンプ場にも人が来ている。川で泳いだりして遊ぶ人も多い。でも考えてみれば、ようやくここ数日で、川で泳ぎたくなるような気温になったとも言える。今年の梅雨は、なんだかんだ言っても、そこまで気温は上がらなかった。昨年は6月から9月まで、ずっと暑かった事を思うと、まるで違う気候みたいだけど。
天気予報では、これから35度を超えるような猛暑の予報が続いている。でも、週末になると、また雨が降ったりして少し高温が落ち着くらしい。もしかしたら、今年は昨年みたいな暑すぎる夏には、届かないかもしれないが、そうなってくれたら有難いな。
今年の梅雨で、けっこう感じたのは、山道で道路に倒れ掛かってきている木が多い事。大げさでなく、毎週のように、どこかの道で木が倒れ掛かって、そのたびに市の職員が出動して除去している。今までにもこのような現象は普通にあったが、今年は特にその頻度が酷い。
原因は何だろう。長雨で地盤が緩んでいるせいかもしれないが。
上の写真もそんな場面。ネムノキが道路に倒れ掛かり、電線に寄りかかっている。これでは電線の切断の危険もあるし、更に木が倒れ掛かったりしたら、下を通行する歩行者や車に被害を与えかねない。写真では一見、細いように見える枝でも、いざ実物を見ると、なかなかの太さだったりする。これが倒れ掛かって人にぶつかったら、普通に命に関わる事故になってしまう。
今までにも長雨はあった。しかし、10年前とか20年前を考えてみると、少々の長雨くらいでは、こんなふうに倒木が次々と現れることは無かった。何が理由か考えてみるけれど、よく分からない。一つ想像してみるのは、昔の山里は植林や炭焼きが盛んで、人々が山の木を手入れする機会が多かった事があるんじゃないのか。
炭焼きの場合、ナラやクヌギの木を、木炭にちょうどいい程度の木にしか成長させない。あまり太い大木にすると炭にしにくいからだ。そのため、炭焼きが盛んな山では、コナラやクヌギの若い木が多く存在することになる。そして、そんなコナラやクヌギの木に倒れ掛かって、寄りかかるような他の木は、そうそうに伐採して処分してしまう。結果、山には倒れそうな木は、先んじて切り倒されて、風通しの良い森が残される。
今はそうじゃないからなぁ。山はほとんど放置されているし、人の計画とは無関係な木が次々と成長していく。
そんな木のなかには、根の弱い種類の木だってある。木にも個性があって、あまり地中深くまで根を張らず、風で簡単に倒れてしまう木だってある。山の手入れが行き届かなくなって、そういった木々も道路沿いに多く成長しているのだろう。
これは以前から思っている事だけど、山道では、道路沿いの木々はあらかじめ伐っておいた方が良いかと思う。例えば道路の両側の5メートルくらいは。
これは倒木だけではないが、道路の上を覆いかぶせるように木々が枝を伸ばしている問題もある。そういった木々も、夏は強い日差しを遮って、快適な木陰を作ってくれる有難い存在に思えるかもしれないが、普通の車は走れても、大きめのトラックが走ろうものなら、枝にぶつかるような成長をしている木々も多い。
それに、そういった道路沿いの木々の中には、既に寿命を迎えて枯れ始めている木もある。こういった木は何が怖いかと言えば、雨も降らなくても風も吹かなくても、何の前触れも無く、枯れた枝が落ちて来る事がある。
たぶん、相模原市は、こういった問題について、他の自治体よりも深刻に考えて対策を講じていると思う。実際に被害を出している事例も多いし、だから、上にあげた写真のネムノキも、翌日には片付けられていた。これは行政の仕事としては、なかなか迅速だと思う。
これは山道だけの問題ではないらしく、都市部の街路樹でも、同様な悩みは多いらしい。
ただ、私の考えとしては、都市部の木々、それも街路樹なんかに関しては、木々を伐り倒す方向よりも、今後も一層、街路樹を育てていく方向に行ってもらえないかなと思う。もちろん、倒木が人に被害を与えないように手入れをすることは必要になるが。
あまりにも暑い夏。アスファルトとコンクリートの都市部では、これからますます、深い木陰は有難い存在になるのではないか。
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